龍馬さんへの手紙
Tue 09 , 14:49:56
2010/03
一筆啓上仕候
龍馬さま、是非一度六甲山に登ってみて下さい。
貴殿が船で往来された紀淡海峡、河内から阿波迄もの山並み、そして元治元年頃、勝氏と共に過ごされた神戸の街が眼下に一望です。でもあの時は京で禁門の変が起り、慌ただしい日々であった事と拝察致します。
海軍操練場当たりや、今も隆々と発展を続ける弥太郎氏の工場も手に取る様に眺められます。
夜景を御覧になると、さぞびっくりされることでしょう。
世界の先進国となった日本の姿が良く分かって頂けます。
煌めく光の中に、流れている光は車のハイウエーですよ。
もし、日本があのまま鎖国を続けていたならと、現在の某近隣北の国の事を想像してしまいます。
ありがとう、ありがとうございます。
今、私達は幸せです。 敬具 村上定広

【龍馬返書】
私が神戸村を訪れた時、六甲の山は見事なほどの禿げ山だったことを覚えています。勝先生の言い付けで、各所で急ぎ造られていた台場の工事現場に視察に走り回ったこともありました。
神戸の辺りなら、和田岬砲台・舞子砲台等。
あなたの仰る通り六甲のお山からの眺め、夜景さぞ見事な事でしょう。
日本が行き着いた先進国とやらの姿。さて問題はこれからです。
この豊かさが何時まで続くことやら。心配しております。
お隣の北の国の今の姿にもお国は少なからぬ責任を負っている事も忘れてはなりませんね。
龍馬さま、是非一度六甲山に登ってみて下さい。
貴殿が船で往来された紀淡海峡、河内から阿波迄もの山並み、そして元治元年頃、勝氏と共に過ごされた神戸の街が眼下に一望です。でもあの時は京で禁門の変が起り、慌ただしい日々であった事と拝察致します。
海軍操練場当たりや、今も隆々と発展を続ける弥太郎氏の工場も手に取る様に眺められます。
夜景を御覧になると、さぞびっくりされることでしょう。
世界の先進国となった日本の姿が良く分かって頂けます。
煌めく光の中に、流れている光は車のハイウエーですよ。
もし、日本があのまま鎖国を続けていたならと、現在の某近隣北の国の事を想像してしまいます。
ありがとう、ありがとうございます。
今、私達は幸せです。 敬具 村上定広
【龍馬返書】
私が神戸村を訪れた時、六甲の山は見事なほどの禿げ山だったことを覚えています。勝先生の言い付けで、各所で急ぎ造られていた台場の工事現場に視察に走り回ったこともありました。
神戸の辺りなら、和田岬砲台・舞子砲台等。
あなたの仰る通り六甲のお山からの眺め、夜景さぞ見事な事でしょう。
日本が行き着いた先進国とやらの姿。さて問題はこれからです。
この豊かさが何時まで続くことやら。心配しております。
お隣の北の国の今の姿にもお国は少なからぬ責任を負っている事も忘れてはなりませんね。
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Sun 07 , 01:08:35
2010/03
はじめまして龍馬さん。
もし暗殺されてなかったら もっと 江戸の様子はかわっていたでしょうね。
龍馬さんから見て現在の日本はどうでしょうか?
私は江戸時代のほうが心にゆとりがあったように思います。
話は変わりますが、龍馬さんが今まで食べてみて一番美味しいのは何ですか?
高知へ行ったことのない私ですので教えて下さい。
かつおのタタキは大好きです。
【龍馬返書】
江戸の様子というよりは、京の様子が少しは変わっていたかもしれません。
土佐の容堂公の弱気を励まし、(勿論後藤象二郎を通じて)徳川家も参加した諸侯会議を実現させ、それ故
戊辰戦争も起こることなく、鳥羽伏見の戦いで京の町が焼かれることもさけえたんじゃないかな。
もし暗殺されてなかったら もっと 江戸の様子はかわっていたでしょうね。
龍馬さんから見て現在の日本はどうでしょうか?
私は江戸時代のほうが心にゆとりがあったように思います。
話は変わりますが、龍馬さんが今まで食べてみて一番美味しいのは何ですか?
高知へ行ったことのない私ですので教えて下さい。
かつおのタタキは大好きです。
江戸の様子というよりは、京の様子が少しは変わっていたかもしれません。
土佐の容堂公の弱気を励まし、(勿論後藤象二郎を通じて)徳川家も参加した諸侯会議を実現させ、それ故
戊辰戦争も起こることなく、鳥羽伏見の戦いで京の町が焼かれることもさけえたんじゃないかな。
Sun 07 , 00:47:31
2010/03
TVでの龍馬様の最近のご活躍を拝見するにつけ、思い出すことがあります。
今から30年程前のことです。北大阪方面のK研究所という所に仕事の都合で訪問いたしました。K研究所は土佐発祥で、今では日本国一円に事業展開されている教育関連の企業様です。
その折 ご対応頂いた先方様のお名前がタケチ様 土佐発祥のK研究所のタケチ様・・
もしや・・と思い お訊ねしましたところ 「はい そのつながりのものです」というお答え本当に驚きました。
TVでの半平太様は、いごっそう気質を存分に発揮の熱血漢。片や先のお方は、実にソフトで穏やかな紳士でした。
時も移り 時代も変わるとDNAも少しく変わっていくということでしょうか。
龍馬様もご存じないことと存じますので 時代を超えてご報告方々筆をとらせていただきました。
龍馬様もご存じないことと存じますので 時代を超えてご報告方々筆をとらせていただきました。
それでは 引き続いての龍馬様の益々のご活躍を祈念申し上げます
敬具 KUROKAWA
Wed 03 , 00:31:29
2010/03
【 龍馬返書】
満開の桜の木の下、頻りに盃を交わす三人組。この姿は一体いつの頃の情景なのだろうか。
右端、葵の紋を背負っているのは、勝海舟。犬を引き連れているのは西郷隆盛どん。
そして、右手で犬に餌をやりながら真中に座っているのは龍馬、私ということになる。
いかにも目出度そうなそのようすから、これはあの世での花見とも思える。
そうでないと、3人がこのように屈託なく相まみえる機会は生前には有り得なかったからです。
Tue 02 , 15:26:01
2010/03
拝啓 龍馬様
ああたは徳川幕府鎖国時代から、明治開国時代へと、舵を切る役割を果たす前に、天国へ旅立ちましたね。
貴方の意志は、薩摩・長州の方々の藩閥的流れの中で、後に開花しました。
昔、ペリーの黒船の来航によって開国した国が、同じ米国の原子爆弾・死の灰によって開国させられました。
その中から、日本は立ち直り、龍馬さんの志していた貿易によって、国が再生されました。
経済が再生されたのに、遅れていた政治も、事の善し悪しは別として、龍馬さんの願っていた民意による政治体制ができました。
龍馬さん、龍馬さんは世界へ眼を向け、貿易率国、民意による体制を希求されましたね。
その思いが結実した今、一体何を私どもに目指せとアドバイスしてくれるのですか。
『貧すと雖も浮雲の富を求める事勿れ』とバブルに踊った私共に警鐘を鳴らしていたように、あなたの遺書の中から次の時代を考察せよとの事なのでしょうか。
それがあなたの意志であり日本人への手紙であり、指針なのですね。
二十一世紀に生きる私どもに、天国から思いを伝えて下さい。
『窮すると雖も、丈夫の志を屈する事勿れ』、『一陽来服の時を待つべし』との遺言を龍馬さんの心棒と受け止めて、その返事をまっています。 かしこ
弥生翔日 中沢みと
【龍馬返書】まことに美しい文字が綴られたお手紙ありがとう。
書き手の心映えがそのまま映し出されたことですね。
日本の国が、太平洋戦争という大破綻を迎えた事こそが、私が心配していた結末の姿ではなかったでしょうか。
錦の御旗の行き過ぎが招いた惨劇。これを二度と繰り返してはなりません。今のお国が他に比べてあらゆる面で優れていることの感謝、それがもたらされる上で尽力貢献した人々のことを忘れることなく思いを致すこと、それさえ出来れば、まだまだこの国の未来は明るいと云えるかな。なにしろ、次は世界全体を考えて事にあたって下さい。

ああたは徳川幕府鎖国時代から、明治開国時代へと、舵を切る役割を果たす前に、天国へ旅立ちましたね。
貴方の意志は、薩摩・長州の方々の藩閥的流れの中で、後に開花しました。
昔、ペリーの黒船の来航によって開国した国が、同じ米国の原子爆弾・死の灰によって開国させられました。
その中から、日本は立ち直り、龍馬さんの志していた貿易によって、国が再生されました。
経済が再生されたのに、遅れていた政治も、事の善し悪しは別として、龍馬さんの願っていた民意による政治体制ができました。
龍馬さん、龍馬さんは世界へ眼を向け、貿易率国、民意による体制を希求されましたね。
その思いが結実した今、一体何を私どもに目指せとアドバイスしてくれるのですか。
『貧すと雖も浮雲の富を求める事勿れ』とバブルに踊った私共に警鐘を鳴らしていたように、あなたの遺書の中から次の時代を考察せよとの事なのでしょうか。
それがあなたの意志であり日本人への手紙であり、指針なのですね。
二十一世紀に生きる私どもに、天国から思いを伝えて下さい。
『窮すると雖も、丈夫の志を屈する事勿れ』、『一陽来服の時を待つべし』との遺言を龍馬さんの心棒と受け止めて、その返事をまっています。 かしこ
弥生翔日 中沢みと
【龍馬返書】まことに美しい文字が綴られたお手紙ありがとう。
書き手の心映えがそのまま映し出されたことですね。
日本の国が、太平洋戦争という大破綻を迎えた事こそが、私が心配していた結末の姿ではなかったでしょうか。
錦の御旗の行き過ぎが招いた惨劇。これを二度と繰り返してはなりません。今のお国が他に比べてあらゆる面で優れていることの感謝、それがもたらされる上で尽力貢献した人々のことを忘れることなく思いを致すこと、それさえ出来れば、まだまだこの国の未来は明るいと云えるかな。なにしろ、次は世界全体を考えて事にあたって下さい。