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龍馬さんへの手紙
Mon 29 , 15:55:02
2024/04
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Fri 26 , 14:54:18
2010/02
 龍馬様
あなたが、あと倍生きて、60代までこの世におられたら、もっと世界に目を向け、海外の良い所を逸早く取り入れられたと思います。
「今は国内で争う時ではない。」という言葉は、会社内、政党、家族にも通じる言葉であり、身内で狭い視野ばかりで物事を見ず、もっと広い範囲で客観的な見方をする事が発展向上につながると思います。
日本の中の自分は世界の中、もっと広くは宇宙の中の自分であり、、長期的・大きな自然・世界経済での自分の立場を勉強して行く事が、これからの指針を決めるのに役立ちます。
多くの友を得、恋もされた事がせめてもの救いであり、もっと幸せな人生を歩んでほしかった人です。

【龍馬返書】
久美子様 私におっしゃりたい事が溢れ出てくるようなお手紙ありがとう。
私は私なりに、異国の文明の利器を取り入れようと努めたつもりです。
蒸気船の運航(これはとんでもなくいろいろと学問が必要)・オランダ語・万国公法・辞書の発行・昔は大砲も撃ちました。けれど一番力を入れたのが四民平等のアメリカ合衆国に倣った共和制と立憲君主制を併せた、天皇を戴く、この国ならではの政体を生みだす事でした。
いまだこの夢は果たされず、日本の国は、太平洋戦争への破滅の道まっしぐらとなりましたね。
戦後60年、ようやく傷も癒え、あなたのような若人が、過去を忘れず、新しく、あるべき日本の姿を描き出すのを心から見守って行く龍馬です。
あなたが仰る宇宙のなかの、まことにちっぽけな自分どあることの自覚を基として。
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Thu 25 , 15:58:54
2010/02
 震災より十数年 兵庫・神戸の街は見事な復活をとげました。
しかし、日本は今、混迷の最中にある。
今後も、苦痛の時代が続くでしょう。
これからの五十年、百年をかけて日本は再生していかなければならないと思います。
その礎をつくらなくてはならない。
今の私達にメッセージをおねがいします。

【龍馬返書】
思えば、幕末維新前夜の大変な混乱の中、神戸の村は本当に素晴らしかった。もちろん今のような立派なまちでは無かったが、人々は懸命に朗らかに暮らしておりました。
この震災のことは本当に気の毒に思います。私も土佐で大変な地震を経験しました。
街は美しく、復興したように見えますが、この震災で傷ついた人々の心も癒えましたか。
その癒しも大切なことですよ。くれぐれ見守ってあげて下さいね。
あなたの云う、五十年、百年かけての礎を人々の心の中に築けたならいいですね。
いくら立派なビルが建ち、広い道路が通ろうとも、そこに暮らす人々の心が豊かでなければ、破綻は思いがけずやってくる事になりましょう。日本の今の破綻を良き良薬とする事です。良薬口に苦しの喩え通りに。
Thu 25 , 15:37:20
2010/02
 龍馬さんへ

龍馬さんの思い描いた日本は現在私達の住んでいるこの日本でしたでしょうか。
私はきっと違うと思います。
もし、まだ龍馬さんが日本をあきらめずに変えようとしていらっしゃいましたら、
そのお手伝いをさせて下さい。
きっと、お役に立てるとおもいます。

【龍馬返書】
将之様、残念ながら私が思い描いた日本の姿とはかなり違っています。
しかし、人々は飢えず、教育を等しく受け、参政権・投票権を持ち、働く事の喜びを得ていますね。
残念ながら、その権利と義務を疎かにさえしていますね。
これは為政者の責任ではありません。
まず、今のまぐまれた日本の姿に感謝し、そこにある我々こそがより良き民になるべく努めさえすれば、なにも
私の力を当てにせずとも、よりよき日本の到来は可能です。
そう、あなた方がより良き日本の確立に努めるのであって、むしろ、私はそのお手伝いをいたしましょう。
Mon 22 , 15:27:37
2010/02
拝啓 龍馬さんへ
龍馬さんが見とれた黒船はそんなにもすごかったですか?
そんなにも異国はすばらしい文化だったのですか。
私も龍馬さんが土佐から江戸に何かを求めて旅にでたように、旅に出ようと思います。
その中で、龍馬さんは自分を見つけ、異国の文化に興味をいだいたように、私も旅により、自分とは何かを見つけ、
自分は何のために生まれたのかを見つけたいと思います。
がんばるので、どうか天国で応援して下さい。          曽 龍平

【龍馬返書】
龍平君。同じ龍の字の付く名前の君に、とても親しみを感じています。
確かに、黒船は凄いの一言だったね。もちろん近くで見ることは叶わなかったが、土佐藩品川下屋敷での警護の役のあいだは、それはそれは一大事出来で天地がひっくり返ったような騒ぎとなった。
それ以来、この日本がどうなるか考え続けた毎日だった。
旅は良いぞ。たとえば海舟先生からの伝言を預かって松平春嶽公のもとへ参上する際、大坂より福井までの道中、この伝言をどう的確に伝えることが出来るか、考え続けるわけだ。もちろん、事の本質が理解できていなかったら、ただのオウムがものを言っていると同じ事になる。歩きながら、ひたすら考える。するとj自分なりの意見・理解が出来るようになるわけだ。今のように、交通手段・通信手段が発達し過ぎるのも、善し悪しと思います。
どうか龍平君の旅を続けて下さい。きっと素晴らしい仕事が出来るに違いありません。
人間何事か成すために生まれてきているのだから。
なお、私は天国になど居なくて、常に君たちのような若者の傍に居ることを忘れないで下さい。
Sat 20 , 15:54:52
2010/02
龍馬さん
拝啓  あなたの翔けた時代は、日本人が日本人たるべきであろうと、歴史上に大きなうねりが 湧き起こつた激動の幕末でした。 とかく組織の硬直化や向上心の欠如が見られ、自分で行動することができなくなった現在の日本社会や日本人を龍馬さんはどのように眺めているのでしょう。
龍馬さんの写真はいつも目を細め、遠くを眺めていますよね。生まれ育った黒潮洗う土 佐の海、海に開花した神戸海軍塾での波穏やかな神戸の海、唯一世界に開かれた長崎の海でしょうか、いやそんな地域的な海ではなく、全地球を占める母なる「海」そのものを見つめているのだろうと思います。
あなたが抱いた新政府誕生と海運起業の大きな二つの夢を、海をキャンバスに描き、実 行した力はいつまでも私たちの憧れとともに心に残るものです。
龍馬さんの人生最後の5年間、飛ぶが如く日本を縦横無尽に駆け巡られ行き着いたとこ ろは何処だったのか? ある方から、龍馬さんが早く逝かれたので、大きな功績に傷もつかず歴史に名を残すこ とができたのだろうとお聞きした。
確かにそうかも知れません。龍馬さんの性格が垣間見られる多くの書簡から、人間味溢 れる姿が読み取れます(すみません私信を盗み読みしました。・・)ので、清廉潔白な龍 馬さんはどこか似合わない。清濁併せ呑む龍馬さんが本物だと信じます。
もつと存命していてほしかつた。
明治新政府の方向性を明確にしてほしかった。
若くして、夢半ばにして散った龍馬さん。今は海援隊の仲間と楽しく昔話をしているこ とと思います。
あなたの夢は受け継がれ、それなりの形として残りましたが、龍馬さんが描いた夢とは似て異なるものじゃないでしょうか。
教えてください、今の日本の姿が、日本人が正しいかどうかを・・・                                                                                     敬具
【龍馬返書】
ヤマト様、中々の歴史知識をお持ちのようで、感服いたしました。また、その歴史認識も素晴らしい。
私が懸命に生きた時代が歴史になるとは。なにせ無我夢中のことでござれば、あれこれ迷い、試行錯誤している暇もない疾風怒涛を何とか乗り切らんとの所存で有りましたが、何者かに、といっても拙者は其の者を目にしているわけで、お伝えできないのが誠に残念。それ故、私が本当に伝え遺したかった事毎もよう伝えずになっています。しかし、時代に翻弄されるのは、何時の時代でも同じこと。私の生きざまに倣って雄々しく時代の先を洞察し、指し示す人物の出現を待っています。そうあなたがその人かも知れませんね。
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龍馬IN神戸をテーマに毎年イベントを実施。今回で第6回目を迎える。
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