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龍馬さんへの手紙
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Fri 02 , 00:42:12
2010/04
  龍馬さん、19歳で1853年の春、土佐を離れて江戸へ行き、剣術の修行よいう目的はあったものの、きっと江戸でいろいろ新しい経験、知識を得ようとしたのでしょうね。まさにその時アメリカ合衆国のペリー提督が黒船四隻を率いて、江戸湾に入ってきて江戸幕府に開国をせまりましたね。幕府も米国からの国書を受け取り、一年後に回答することを約束しました。この時江戸幕府も各藩に江戸湾付近の防備を固めるようにしました。土佐藩は品川付近の警備を命ぜられて、江戸詰めの藩士たちは動員され、龍馬さん、あなたも招集されて、海岸警備にあたったのでしたね。その際、あなたは黒船を見て、度肝を抜かれたのではないでしょうか。
日本の国力とアメリカの国力の差の大きさに驚くとともに、これではいかん、外国についての知識を増やさなければと思ったことでしょう。NHKの「大河ドラマ」でも、黒船を見た後は、「剣術の修行をして何になる」とあなたは悩んでいましたね。
翌年になり、ペリー提督は軍艦六隻を率いて幕府に約束の回答を要求し、龍馬さんは、もう一度黒船の威風堂々の姿を見たことでしよう。この体験のあと龍馬さん、あなたは、佐久間象山に砲術を習いました。その後あなたは土佐に帰り、河田小龍に出会い、中浜万次郎の十一年に及ぶアメリカ滞在の経験報告「漂巽記略」(ひょうそんきりゃく)を紹介されて、あなたの海外、とくにアメリカへの知識は一気に拡大しました。
なんとあなたは運の良い人でしょう。そのうえ国際感覚がすばらしい。明治維新の直前に日本も欧米なみの国家体系をつくる必要を痛感して、人とのコミュニケーション上手の才能を生かして、勝海舟の知遇を得て土佐藩の船「夕顔」で、「船中八策」の構想をしたためていますね。人間は皆平等であるとか、優秀な人材を登用することとか、外国との平等交際、議会政治など提案していることには、いまの私たちには、驚きとあなたの先見性に驚嘆いたします。
さて、明治維新以来、近代国家として、アジアでは先進国となった日本ですが、1945年戦争に負けて、また新しい日本を建設しなければならなくなりました。そして、一流経済大国になりましたが、昭和時代が終わり、東西対立の解消、国際化の波、世界的不況、少子高齢化、国民のモラル低下など多くの問題が現在の日本にのしかかっています。
龍馬さん、あなたでしたらどうしますか。日本をどのように洗濯したらよいのでしょうか。
今日本ではあなたのような人を待っています。利己主義でなく、日本全体の進むべき方向、政策、教育など提案してください。
『なんちゃでない。自分で考えろ。』ですか。

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